アジアの鍋特集(FS 60)

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タイのBBQムーガタ (Thai style BBQ) Source: Supplied / Mayu Tomaru

都丸真由さんの『オーストラリアで食べる』。第60回目は前回に続き、冬の季節にピッタリ、世界の鍋特集アジア編です。今回のレシピは乳酸菌たっぷりの酸白菜鍋です。


このエピソードでは、真由さんがぜひトライしてほしいというアジアの鍋、4選をご紹介しました。

スンデ鍋(韓国)

スンデとは韓国風ソーセージで、穀物野菜肉類がギュッと入った栄養価が高い腸詰です。これをスライスし、ホルモンとコチジャンなどの甘辛鍋で煮込んで食べるのがスンデ鍋です。
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Credit: Mayu Tomaru
ムーガタ(タイ)

タイの焼肉&しゃぶしゃぶを両方楽しめる、おいしさ一石二鳥のタイの鍋料理。
ジンギスカンのような鉄鍋を使用し、内側のドームで肉やシーフードを焼き、外側のくぼみで野菜や豆腐、春雨を入れて仕込みます。
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Credit: Mayu Tomaru
ホイツァイ(モンゴル)

モンゴル料理と聞いて、あまり想像できないという方も少なくないのではないでしょうか。しかし日本ではTBS系ドラマ『VIVANT』の影響もあり、昨年から大人気のようです。遊牧民ならでは、これは野菜と羊肉の鍋料理。鍋の形が面白く、中央が煙突のように突き出た作りで、昔はこの空洞部分に炭を入れ、温めていたそうです。

酸白菜鍋(台湾)

乳酸菌もたっぷりの台湾の酸白菜鍋。日本でもは「トレンド鍋」として選ばれ、六本木には数年前、酸白菜の専門鍋ビルがあったそうです。でも紹介しましたが、酸白菜とは日本の白菜の古漬けと同じような食感と味です。
ポン酢をつけて鍋を楽しむ日本人はハマること間違いなしです。

 
『食べて飲んで、体に良い鍋 酸白菜鍋』

 

材料 (3-4人分)
  • 酸白菜 白菜1/4個分
    *市販の白菜浅漬けを袋のまま常温で2−3日発酵させても良い
  • お好みのキノコ類 300g
  • 水菜や青梗菜など 2束
  • 豆腐 1丁
  • 豚バラ薄切り 300g
  • 〆に春雨や中華麺、うどんなど お好みで
  • 中華だし 800 ml
  • 醤油 大さじ1
  • 酒 大さじ1
  • パクチーみじん切り お好みで
  • ゴマだれ お好みで
  • ラー油 お好みで

作り方
  1. キノコ類は石づきを取り、手でほぐし、食べやすい大きさにする。
    葉物野菜、豆腐も食べやすい大きさに切る
  2. 豚肉は少し大きめに切る。
  3. 酸白菜は袋から出し、軽く絞り、食べやすい大きさに切る。
  4. 酸味を抑えたい場合のみ、サッと水洗いする。
  5. 中華だし、醤油、酒を鍋に入れ、煮立ったら酸白菜、他の具材を順番に入れる。水菜や春菊などは最後に入れる。
  6. 全体に火が通ったら出来上がり!
そのまま食べても美味しいですが、パクチーなどの薬味、ゴマだれやラー油で味変するとさらに楽しめます。

真由さんの過去のエピソードはから。

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